とぱーず茶漬のブログ

@topazgravity がtwitterの延長で書いているぞ。実質長文ツイート。

ダイパリメイク・ポケモンレジェンズについて思うこと・予想していること

みなさんどうもこんにちは。

自称ポケモン大好き人間のとぱーず茶漬です。

 

ポケモン25周年おめでとうございます。

20週年でサンムーンが発表されたのがつい最近のように感じますが、あれから5年も経つんですね。

 

2021/2/27、Pokémon Presentsにてシンオウ地方を舞台とした2つの作品、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』と『Pokémon LEGENDS アルセウス』が発表されました。

 

ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』について

www.youtube.com

www.pokemon.co.jp

ついに来ましたね、ダイパリメイク。

ただみんなが思っていたダイパリメイクでないことは確かでしょう。

従来のリメイク作品は新世代準拠で旧作を再現していましたが、本作は剣盾を追従せずあくまで当時の作品をSwitchで再現する程度に留まっています。

 

個人的には新世代基準でフル実装ではなくミニマムに旧作品だけ再現するというのは賛成です。改変したらしたで文句言う人はいるしね。

だったらピカブイのようにその世代ピンポイントで再現して、あくまでメインストリームは剣盾ですよ、として完全新作に注力したほうが色々と効率よく進められます。

 

ただ、やっぱりグラフィックが残念すぎる。Wiiでも動きそうなグラしてんな、というのが率直な感想です。 

せめてピカブイ相当のグラフィック…というのは高望みでしょうか。

 

なぜダイパリメイクは新世代準拠せずミニマムな作りとなったのでしょうか。

新しい形式のリメイクはどのような作品になるのでしょうか。

色々と個人的な予想を書いていきます。妄想を書き連ねていますので、信ぴょう性に欠けまくりであることに留意してお読みください。

 

1:リメイクは売れないから注力したくなかった説

過去作リメイクは恒例となっていますが、リメイク作品は完全新作に比べて売上が伸びない傾向にあります。

ポケットモンスター (ゲームシリーズ) - Wikipediaを見る限りだと以下のご様子。

RS:1622万本→FRLG:1049万本

DP:1767万本→HGSS:1272万本

XY:1649万本→ORAS:1434万本

 早い話、売れないことが分かっている作品なんですよね、リメイクって。

ゲームフリークも会社ですから、利益を上げて成長する方向に舵を切らなければいけません。

人も時間も有限ですから、それならたくさん売れる完全新作に注力しよう、という判断になるのは不自然ではありません。

 

2:そもそもダイパリメイクは作る気が無かった説

1で話した通りリメイクには消極的だったとして、ダイパリメイクは事あるごとに話題に上がっていました。これで発売しないとなると非難轟々となるでしょう。

リメイク的立ち位置としてシンオウ地方を舞台とする『Pokémon LEGENDS アルセウス』を発売する予定でしたが、ダイパリメイクの話題性を考慮して制作する方針に転換、ただし自社内のリソースは余っておらず他社に開発を丸ごと委託する形でいわゆるダイパリメイクも発売する運びとなったという可能性、あるんじゃないでしょうか。

 

3:グラフィックのアップデートにはあまり期待しないほうがいい

SNSを見ていると「これは開発版だから発売までにもっとグラフィックは改善されるはず」という意見を見ます。

ポケットモンスターシリーズは全世界同時発売のため、開発自体の締め切りが早め」という旨の発言をゲームフリークの森本さんがされていたかと思います(自分の記憶が確かなら何かの公式大会ニコ生の解説席だったような…)

ローカライズや物流などなどの都合上でしょう。発売まであと8-9ヶ月程度かと思われますが、今できているグラフィックを大幅にブラッシュアップし作り直すのが現実的かどうかというと、僕はかなり厳しいと思っています。

 

4:他作品のポケモンは登場しない説

ポケモンといえば通信対戦、という方もいるでしょう。

ORASでは対戦環境が完全にXYからORASに移行し、その後の公式大会もORASを使って行われていました。そのままの流れでいけばダイパリメイクが対戦ソフトとなるのが自然でしょう。

しかしPokémon Presentsでは「ダイヤモンド・パールに登場したポケモンたちと一緒に冒険を楽しむことができます」と言われています。逆に言うと、ダイヤモンド・パールに登場していないポケモンたちは…?

言い方が悪いですが、他地方のポケモンまで実装するほど余裕があるならもっとマシなグラフィックになっていたでしょう。

見た目あんな感じで他の実装にはめちゃめちゃ力入っているなんて、そんなアンバランスな力の使い方はありえないと思います。

 

個人的にはダイパリメイク(BDSP)はピカブイ的な立ち位置になると予想しています。

ポケモンHOME経由で一方通行で剣盾に輸送できる形になるのではないかと。

もしかするとガラル未入国ポケモンが剣盾側に追加実装されるかもしれないですね。

 

5:バーチャルコンソールの立ち位置も兼ねた存在という説

ポケットモンスターシリーズでは今まで赤緑青ピカチュウ・金銀クリスタルが3DSバーチャルコンソール版としてダウンロード販売されています。

順当にいけばSwitchでもバーチャルコンソール展開が始まり、ルビー・サファイア・エメラルドとファイアレッドリーフグリーンもDL販売されるでしょう。

そこでネックになってくるのがDSの存在です。2画面・タッチパネル操作という独自の構成を備えたDSは専用ハードでもない限り再現が難しく、Switchや更に次世代ハードが出たとしてDSソフトのバーチャルコンソール化は厳しい状況だと思われます。

 

バーチャルコンソールは当時の名作を現代にもう一度蘇らせてくれる素晴らしいものです。

DS作品の再現が難しい状況の中、手間暇かけてダイヤモンド・パールを再開発し、Switchに最適化した形でもう一度現代に届けてくれた。そういう見方もできるのではないでしょうか。

 

6:通常通り対戦はできる

ホームページのプレイ人数の欄を見ると"1人(対戦・交換など 2~4人) "となっていることから、ピカブイ同様に対戦などなどは可能なようです。

地下通路やユニオンルームもあるようなので、当時できた通信は基本的にできるでしょう。

オンライン対戦の形式が気になるところですね。個人的にはピカブイと同程度の対戦機能に留まると思いますが……

個人的には本作発売後も対戦環境は剣盾のままだと思っていて、ランクマッチは実装されないんじゃないでしょうか。

 

7:プラチナの要素も盛り込まれる可能性有り

ダイヤモンド・パールに追加要素を加え、マイナーチェンジ版として発売されたプラチナ。

公開されたダイパリメイク(BDSP)の公式映像にて、プラチナにしか存在しないNPCが映っているとの情報がありました。

 プラチナ要素が盛り込まれるとすれば、ギラティナのオリジンフォルムやバトルフロンティアの実装についても期待したいところです。

 

8:剣盾DLCの時点で従来通りのリメイクではないことは既定路線だった

従来のリメイク作品では、過去作の伝説ポケモンが捕獲可能であるという共通点がありますが、剣盾ではエキスパンションパスの冠の雪原にて過去作の伝説ポケモンすべてが登場しています。

目玉要素を一つ失った状態でリメイク制作を行ったとして、DLC込みで全要素盛りの剣盾とは到底釣り合わないんじゃないでしょうか。

従来通りのリメイクではまかり通らない状況。自分は冠の雪原をプレイした時点で理解していました。

 

 

 『Pokémon LEGENDS アルセウス』について

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誰も予想しなかった、まさかの完全新作。

ポケットモンスター』シリーズにも関わらずタイトルには『ポケットモンスター』ではなく『Pokémon』の文字があります。

 

第一印象、「ゼルダの伝説BotWのポケモン版」といったところ。

めちゃめちゃ楽しみ。これが僕らの思っている「オープンワールドポケモン」そのものなら、紛うことなき神ゲー

こちらについても自分なりの妄想を書いていきます。

 

1:このゲームの目指すところは「ポケモンが生きている世界」の表現

個人的にですが、従来のエンカウント・戦闘画面という流れでは、決まった動作の中で動いているお約束の世界であるということを常に感じ続けてしまい今ひとつ没入できずにいました。

楽しいし大好きなんですけど、お決まりごとの世界ということを意識してしまっているのか、感情移入できないというか、あくまでゲームということを意識せざるを得ない感じだったんですよね。

更に言うと従来作品では基本的にカメラが固定のため、すべての建物が同じ方向を向いていたりとマップにもご都合的な部分が多々ありました。

 

Pokémon LEGENDS アルセウスでは戦闘へ切り替わりがシームレスになることに加え、全編可動カメラとなっているように見受けられました。フィールドの制約もなくなり、「ポケモンが生きている世界がそこにある」という体験を最も重視している印象を受けました。

 

2:開拓前の北海道、アイヌの文化がモチーフという説

『Pokémon LEGENDS アルセウス』初公開映像では、「シンオウ地方大自然に包まれていた遥か昔の話」と語られています。

シンオウ地方は北海道をモチーフとしていますが、本作ではその過去を舞台とするとのこと。映像にはガス灯らしきものが映り込んでおり、旧式のモンスターボールには蒸気機関を絡めた設定も発表されています。

服装なども含めると大正から明治あたりの北方開拓の時代がモチーフであると推測されます。

また、御三家のモクローヒノアラシミジュマルアイヌと関わりが深いシマフクロウ・火山・ラッコを由来としたチョイスという説もあったり。

 この辺の歴史をモチーフとするならば、北方開拓を原因の一つとして絶滅したと言われているエゾオオカミをモチーフとした新ポケモンが出てきたりするかもしれませんね。

 

3:サイズの制約が緩くなり忠実に再現される説

今までのポケモンでは、画面構成上どうしてもサイズ再現に制限がありました。

そのままのサイズでやろうものならホエルオーを出した瞬間に画面が青で埋め尽くされます。

唯一ピカブイでは初代151匹(+2匹)に限り大きさを忠実に再現されていますが、その他の3D作品では基本的に一定のサイズに収まるようリサイズして表現されています。

オープンワールドとなることで、ゼルダの伝説で大きな龍が出てきたように、ワンダと巨像で巨大な敵が出てくるように、巨大なポケモンが巨大なまま出てきたりするかもしれませんね。

キッサキ神殿に立ちはだかる3.7m実寸のレジギガスとか見たすぎる。

 

4:あくまでソロ専用ゲーム 

公式サイトのプレイ人数の項目について。

剣盾やダイパリメイク(BDSP)は"1人(対戦・交換など 2~4人) "となっているのに対し、『Pokémon LEGENDS アルセウス』では"1人"となっています。

 これは通信対戦や交換などができないことを示していて、それこそ『ゼルダの伝説BotW』のようにゲーム内の世界をソロで進めていくゲームとなるでしょう。

ポケモン対戦の使用環境はやはり引き続き剣盾でしょうね。

 

5:ポケモンHOMEでのやり取りは可能だと思われる

ダイパリメイクと違い従来のポケットモンスターのシステムから大きく変化がある今作。ポケモンの互換性がどこまで取れられるのかは完全に未知の領域です。

かなり根拠は薄いですが、個人的にはポケモンHOMEを通した移動は可能だと予想しています。

ポケモンHOMEは「すべてのポケモンが集まる場所」をコンセプトとしています。

”すべてのポケモン”と銘打ってますので、ゲームフリーク開発の本編である『Pokémon LEGENDS アルセウス』で全く対応しないとは考えにくいでしょう。

ピカブイでさえも部分的に対応していますので、完全新作の『Pokémon LEGENDS アルセウス』でもポケモンHOME自体には対応すると予想しています。

 

ただし、ポケモンHOMEから引き出しできるかどうかは別の話。

現状、ポケモンHOMEへの送信はポケモンGO・ピカブイ・ポケバンクから可能ですが、送信受信の双方向が可能なのは剣盾のみです。

ゲーフリの完全新作だし双方向いけるんじゃないかなぁと思ってはいますが、システムが明かされていない以上、そこはなんとも言えない感じですね。

 

6:まだ第9世代ではない

ポケットモンスターシリーズでは完全新作となり新地方で新ポケモン多数登場するタイミングを区切りとして「第○世代」とユーザーの間で呼ばれています。

世代の細かい定義は人によりバラバラですがね。対戦システムが変わること・通信プレイの互換性が無くなることも世代の定義に含む場合もあったりします。

ピカブイは異端な存在だっただけに発売当初は第7世代か第8世代かで論争が起きましたね。今は7.5世代という認識に概ねまとまっています。

個人的には『Pokémon LEGENDS アルセウス』は8.5世代の立ち位置になると考えています。というのも完全新作でありシステムも変わるという点では世代更新の対象となりますが、新地方で新ポケモンをベースとした作品ではないように見えるためです。

数匹程度の新ポケモン追加はあると思いますが……

第9世代とまでは言えない立ち位置となると予想しています。

 

まとめ

かつて無いポケモンの世界を楽しめる超期待作『Pokémon LEGENDS アルセウス』と、みんなの需要に答えてくれる『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の2本立てということで第4世代はめちゃめちゃ恵まれた作品になったと感じました。

やはり本命は『Pokémon LEGENDS アルセウス』でしょうね。

BDSP一通りやって対戦環境整え・図鑑埋めが終わった頃にPokémon LEGENDSが発売されると考えると、2021年冬から2022年初頭が楽しみです。