画力皆無の僕がこっそりドット絵を練習した話
どうもこんにちは。とぱーず茶漬です。
突然ですが、僕はいわゆる画伯でございます。
小学生レベルを名乗るのもおこがましいレベルというか、まぁ典型的な画伯だなぁと自分でも思うわけです。
そんな僕が思い立ってしまったんですね。絵を描けるようになりたいと。
ただ一つ問題があって、絵を描けるようになるってめっちゃ大変なんですよね。
その時の僕には、素人臭さが消えるレベルの画力を習得するために莫大な時間と労力をかけてやろうとは微塵も思っていなかったわけです。
ある程度の努力で最低限見れるレベルのものを描きたいと、都合のいいことを考えていたわけです。
そこで目をつけたのはドット絵でした。
ドット絵は端的に言ってめちゃめちゃ解像度が低い絵なんですが、「ドット絵ならセンスが無くても理論さえ知っていればそれなりのものが描けるのではないか」と浅はかな僕は思ったわけです。
とりあえず理論を身につけるため『ドット絵教室』なる本を買いました。
幸いこの本には懇切丁寧に描き方が描いてありまして、とりあえず手順とその意図を頭に叩き込み片っ端から再現していく作業をやっていました。
なお作業環境は『ドット絵教室』ではWindows向けに配布されているEDGEというドット絵制作ソフトを標準とされていましたが、自分はiPad×Apple Pencilで作業したかったためDottableというアプリを使ってドットを打っていました。
今年の2月頃に一瞬だけ練習して放置しており、7月から再開してコツコツと練習し現在12月に至るわけです。
まずは徹底的に模写しました。
『ドット絵教室』は進むにつれて難易度が上がっていくんですが、基本的な部分が終わった11月頭頃に「とりあえずオリジナルのドット絵を描いてみよう」と思い立ち、まずは謎のマスコットキャラ的なものを描きました。そのうちの一体がこのウーパールーパー。
そして練習をサボりにサボるようになった11月中旬から、週に3時間程度の作業を1ヶ月ほど続けてついに一枚絵と呼べるようなものが完成しました。
雲と木がメインコンテンツで、草原と人間はオマケです。
これはDottableと同じ開発者さんが開発されたPixelableというアプリで作成しました。
絵を描き始めて挫折するなんてよくある話なんで、とりあえず人に見せられるレベルの一枚絵が完成するまでこっそり練習していました。
Twitterでイキって挫折するなんてダサいじゃんね。
ここまでやってみて、「ドット絵ならセンスが無くても理論さえ知っていればそれなりのものが描けるのではないか」という持論はあながち間違っていなかったと思っています。
僕が理論だと思っていたのはドット絵として形を成すための最低限の表現方法で、センスだと思っていたのは構図とか彩色といった一般的な美術の知識的な部分かなぁと考えていたりします。
そんで、強い人はやっぱりセンスも持ち合わせてるんですね。
レベルが1から100まであるとすれば、理論だけで到達できるのはせいぜい40レベルくらいだなぁと思っています。ポケモンで言うとジムバッジ6個くらいかな。
ちなみに練習中、作業通話のグループ的なところに飛び込んで絵師さんたちに揉まれていました。そのおかげでなんとなーく絵を描くときの知識がつきました。
あと、めっちゃ絵がうまい中学生とかいて、雲の描き方とかめっちゃ教わりました。年上から年下までいっぱい友達ができて楽しかった。
オタクが絵を描くっていうと美少女をを描きがちだと思うんですが、僕はどちらかというと風景とかを描いているほうが楽しくて、人間が出てくるのはあくまで空気感を表現するための手段かなぁとかってぼんやりと考えていたりします。
この先どうなるかわからんけどね。最近はドット絵よりも新しい友達と通話することが楽しくて、ドット絵けっこうおろそかにしてます。
まあ、ぼちぼち頑張っていきます。