とぱーず茶漬のブログ

@topazgravity がtwitterの延長で書いているぞ。実質長文ツイート。

【VALORANT】2022 VCT Challengers Japan 注目チームをまとめてみた

こんにちは、とぱーず茶漬です。

VALORANTの公式の国内大会、実は去年8月が最後なんですね。

2022年シーズンが始まるにあたって注目チームがどこなのか自分用にまとめたんで、シェアするために久々のブログ更新です。

最近の事情を追ってない人は、これを読むと2022 VCT Stage1も楽しく観戦できるようになると思います。

 

知っておいてほしい昨年活躍したチーム

まず今年の注目チームを紹介する前に、知っておいてほしいチームが2つ。

実績を出したメンバーが全員移籍済みで、当時所属していた選手がこの後のチーム紹介で出てきます。予習的な感じでご紹介。

【Nth】Northeption(ノーセプション)

Northeptionは前回の日本大会(2021 VCT Stage3 Challengers Japan)でZETA・CRに次いで3位のチーム。

その後のAPAC地域のLCQ(世界大会出場権を逃した上位チームが1枠の出場権をかけて戦う大会)で、韓国などの強豪を相手に2位まで上り詰めた。

日本で2強のZETA・CRに迫る超強豪だったが、当時の選手は全員移籍済み。

【INS】Insomnia(インソムニア

Insomniaは前回の日本大会で、名だたるプロチームを相手にベスト6まで残ったアマチュアチーム。

特に絶対的エースのsomething(スミス)選手は2連続ACE・1試合43キルを叩き出した正真正銘の化け物だった。こちらも当時のメンバーは全員脱退・移籍済み。

 

2022 VCT Challengers Japan 注目チーム

【ZETA】ZETA DIVISION(ゼータディビジョン)

ZETA DIVISIONは人気・実力ともに日本ナンバーワンのチーム。

日本の初代王者で、しばらくCRに1位の座を奪われていたが前回1位を奪還した。

長らく同じメンバーで活動していたが初の大幅入れ替えを行い、有力選手3名がジョインした。

全員が注目選手の超実力派。前回ZETAを日本一に導いたLaz選手・crow選手に加え、元REJECT所属で神の子と呼ばれるDep選手、元Northeption所属で大進撃を見せたSugarZ3ro選手とTENNN選手がジョインしている。

一言で表すと「最強の日本人チーム」である。

【CR】Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)

Crazy Raccoonは2021年を通しての成績は日本1位。年末の世界大会には唯一の日本代表チームとして出場した。 

昨年のCRを日本一に導いたneth選手とMunchkin選手に加え、元NortheptionのAstell選手とMeiy選手、昨年7位チームBBIのpopogachi選手が加入している。

トップ選手が集まった、日韓混合の実力派チーム。

【RC】REJECT(リジェクト)

REJECTは2021年の通年ではZETA・CRに次ぐ日本3位の成績を収めた超強豪。

2022年シーズンに向けて、元CR所属のZepher選手とMedusa選手・Munコーチ、元ZETA所属のreita選手・takej選手を迎え入れた。

選手陣・コーチ陣含めると元ZETAの2名、元CRの3名、REJECT続投の3名となっている。

2021通年トップ3の混血チームとなり、大きな期待がかかる。

【JDT】Jadeite(ジェダイト

JadeiteはVALORANT部門新規参入の新規精鋭のプロチーム。個人的に注目しているのは以下の4名。

  • noppoコーチ:元CS:GOプロのレジェンドプレイヤー。有名な「とんでもないプレイ」をした張本人。
  • allow選手:韓国のチームNUTURNに所属していた時代には世界3位を達成した、正真正銘の世界レベルプレイヤー。
  • Hate選手:韓国のTNL Esportsというチームでベスト4の経験があるサポートプレイヤー。
  • SylFy選手:元FAVで国内ベスト4経験のある選手。

韓国からの大型選手と日本のトップ選手が加入しており、新規参入ながらもトップレベルの実力を持った期待の新星である。

【IGZ】IGZIST(イグジスト

IGZISTは前回の国内大会でベスト8のチーム【BBI】BlackBird Ignis(ブラックバードイグニス)のメンバーを中心に立ち上げられた新たなチーム。

更に、JDTのallow選手と同じチームで世界3位を達成した世界レベルの韓国プレイヤー、Lakia選手が加入しており大きな盛り上がりを見せている。

もともとBBIは強豪チームだったので、Lakia選手の加入は正に鬼に金棒である。

【DGW】(デトネーションゲーミング ホワイト)

DetonatioN Gaming Whiteは2021年後半は目立った戦績を残せなかったチームだが、有力選手が3名ジョイン。

  • Suggest選手:JDT allow選手 IGZ Lakia選手と同じチームで世界3位の実績を持つ、韓国人の世界レベルプレイヤー。韓国最強とも名高い選手が日本チームに電撃移籍した。
  • HSK選手:韓国の元CS:GOプロ。彼は韓国の強豪Vision Strikersの前身となったチームに所属していたとのこと。
  • Killer選手:前回の国内大会でベスト6の元Feeling所属。

注目はなんといってもSuggest選手。

JDTと同じく日韓トッププレイヤー加入に期待がかかるチームである。

【FAV】FAV gaming(ファブゲーミング)

FAV gamingは少し前にはなるが2021 VCT Stage2 Challengersで日本公式大会でベスト4経験のあるチーム。

その後、Fisker選手・Minty選手がCRに移籍し日本代表チームとして国内外で活動し、両選手は実績を上げていった。そしてその2名がCRでの契約終了に伴い再びFAV gamingに帰ってきた。

国内屈指の撃ち合い強者2名が帰ってきたことにより、再び上位に食い込むことが予想される。

【BB】BlueBees(ブルービーズ)

BlueBeesはもともと日本ベスト8経験のあるチームで、そこに元Insomniaの化け物something選手が加入したことで更に勢いをつけた。

Insomniaをベスト6に導いた立役者のsomething選手の加入が圧倒的な注目ポイントで、上位獲得に期待。

【FL】FENNEL(フェンネル

FENNELは安定して上位を獲得しているチームで、2021年はStage 2 Challengersで日本ベスト8、Stage 3 Challengersでも日本ベスト4に入っている。
更に年末のAPAC地域の大会では韓国の強豪チームF4Qから1MAP勝利しており、手堅い実力を見せつけている。
Tonbo選手が脱退したもののその他に大きな選手変更はなく、引き続き上位入賞が期待される完成度の高いチームになると思われる。

【SG】Sengoku Gaming(センゴクゲーミング)

Sengoku GamingはVALORANT部門の活動を休止していたチームだったが、元Feeling所属の3名やBrackBird Ignis(現IGZIST)所属だったhNtコーチを迎え入れ再始動したチーム。

ちなみにFeelingは前回の国内大会でREJECTやBrackBird Ignis(現IGZIST)を抑えるダークホース的な活躍を見せベスト6入りした新規精鋭チーム。

上位経験者を多数迎い入れてのVALORANT部門再始動に期待がかかる。

【DTN】Detonator(デトネーター)

みんな大好きDetonatorがVALORANT部門を新体制で設立。

個人的にデトのストリーマーは見たことがあるが、競技シーンではあまり見たことがないので注目している。

ちなみに元InsomniaのK1llgrabve選手がいる。

【RIG】Reignite(リイグナイト)

Reigniteは特に目立った実績は残していないが、元Insomnia所属のnagi選手がコーチとして加入、SepiaMars選手が加入したチーム。(SepiaMars選手は現在ストリーマー部門に移行済み。)

大物アマチュアチーム所属だった選手たちがどこまでやっていけるのか、個人
的に注目している。

ちなみにReigniteのApex部門には有名なTempplex選手、Genburten選手が所属している。

どんなシーズンになりそうか

2021の国内大会はZETA・CRの2強+Nthを筆頭とする強豪が上位に迫る感じだった。

その元ZETA・元CR・元Nthメンバーが他チームに散らばっていて、ガラっと勢力図が変わった印象。更に韓国の世界レベルプレイヤーもバンバン加入しているので、どこが勝つのか全く読めない。

個人的にはZETAを応援しています。

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