スマホ、特定しよう。
今朝。Twitterを眺めていたら、ある画像が流れてきた。
ポーズをとって、鏡越しに首から下を写した写真。
まぁよくあるやつだった。
「ん?これ何の機種だ・・・?」
こんな感じ。実際は背面しか見えなかった。
キャリアから出ているモデルなら大体ひと目で判別できるのだが、これはわからない。フラッシュ用ライト部分の印象がGalaxy Sシリーズに似ている気がするが、指紋センサーやカメラの形から違うことは明らかである。
写り込み程度ゆえ画質は荒かったが、大まかな特徴は掴めた。
さあ、スマホ特定しよう。
今回のポイント
- やや小さめの丸型レンズ2個が縦に並んでいる
- 指紋センサーが円形である
- カメラの左右にフラッシュライトと黒いセンサーが配置されている
まず頭に過ぎったのは、そのツイート主が過去にポケモンGOでAR+モードを利用していたことだ。
見た目からiOS端末ではないことは明らか。AndroidでAR+モードを利用するためにはARCoreに対応している端末である必要がある。
そして対応機種の一覧がGoogleの開発者向けページからすぐに確認できた。
Supported Devices | ARCore | Google Developers
ここから、各メーカーの特徴を見ていく。
カメラが単眼で、背面センサーが背面中央に寄っている。Xperiaシリーズは1世代前に大きなデザインが変更があったが、それ以前の機種とも不一致。
HuaweiのP30。Pシリーズは日本でも売れ筋のシリーズだ。
指紋センサーは円形だがカメラが左上の配置である。
Oneplus 6。
カメラ周りは似ているが、指紋センサーがやや横長である。
SamsungのGalaxyS9。
思った通り、フラッシュライトの形が似ている。しかしカメラと指紋センサーが四角形に近い縁取りだ。
ASUSのZenfone5。
同心円をコンセプトとした背面デザインが特徴的。レコード面みたいな凹凸がありギラギラとしている。ちなみに僕の現在のメイン端末。
こんな感じでメーカーごとに当たっていたのだが、めぼしいものは見当たらない。
そこで思い出したのが、HUAWEIの特異性だ。
SONYならXperia、SamsungならGalaxy、AppleならiPhoneと、ほどんどのスマホメーカーは1つのブランドに注力している。
例外を挙げるなら、ASUSだ。
主力のZenfoneシリーズの他に、ゲーミングPCの系譜であるROG Phoneを展開している。スタンダードなシリーズとは別に、ゲームに特化した機種というわけだ。
メーカーにつき1ブランドを前提とすれば、1機種を見れば前後モデルの見た目の特徴がわかるはずだと思い、各メーカー1機種ずつ当たっていた。
しかしHuaweiは、Pシリーズ・Mateシリーズ、・novaシリーズの3つを現在展開している。
Pシリーズは日本で出回っている数が多く、目にする機会が非常に多い。
novaシリーズは僕が個人的に使っている。
一方でMateシリーズはまだまだ日本で目にする機会は少ない。
そこでHuaweiの公式ページへ。Mateシリーズを洗い直してみることに。
最新機種、Mate 20 Pro。
クソかっこいい。これは前々から目をつけていて、町中で見かけるたびにテンションがぶち上がる機種なので、今回探している機種ではないことは知っていた。
Mate 20 lite。
ん?探してる機種とめちゃくちゃ似てる。
フラッシュの形が違うのと黒いセンサーがない。別機種か。もう少し前のモデルも遡ろう。
見つけた。Mate 10 Proだ。
スッキリしました。
完走した感想ですが、Huaweiの端末はカメラが左上に配置されている印象が強かったのでMateシリーズのカメラが中央配置なのは盲点でした。
難易度としては国内発売している端末なので情報が見つけやすかったし、使用者さんが複数台持ちではなさそうなことから過去の発言をヒントにできたので易しめだったと思います。
技適緩和するらしいし国内未発売モデルの流通量も増えそうなので、特定難易度はこれから上がっていくでしょうが、積極的に特定していきます。皆さんも頑張って特定しましょう。