電子書籍についての話
個人的にホットな話題なので書く。
そもそも僕は活字の本なんて微塵も読まない人だった。オタクになってから、ストライクウィッチーズとか、あんさんぶるガールズ!とか、アニメやゲームでハマった作品のノベライズは読んでたけど、活字の本だけ読もうっていうのは全く考えなかった。
それでもある時からラノベを読むようになった。きっかけは覚えてない。
最初は紙の本で何冊か読んでたけど、10冊くらい買ったうち6冊くらい読んだところで読まなくなった。それらはまだ積み本として残ってる。
そんで次に読みたい本が出てきたとき、好奇心から電子書籍で買ってみた。専用端末とか持ってないから、デバイスはスマートフォン。めっちゃ快適なの。元々スマホを触る時間が長い人だったので、「面白いアプリ見つけた」くらいのノリで読書が進んだ。
電子書籍のいいところは語り尽くされているけど、以下のメリットはマジで身にしみて感じる。
・思い立った時に買える
・すぐ読める
・場所をとらない
・データなので扱いが楽
一方、紙の本派の主張をTwitterで見たとき
・背表紙を並べてニヤニヤしたい
・紙を指でめくる感じが好き
・持ってる感がいい
とか説得力なさすぎる主張ばっかりで呆れた。
「電子書籍は書いてある情報を受け取ることしかできないけど、紙の本はコレクションとしての楽しみ方ができるし、売り処分もできる。」
「紙というハードに慣れ親しんでいるので継続したい。新しいハードには不安を感じるし、移行したくない。」
とか言ってほしい。ちゃんと言えば電子書籍過激派の人も納得してくれると思う。
人によっては「電子書籍は読む権利を買ってるだけで本を買ってるわけじゃない」って言う人もいる。それはその通りだと思う。
でも僕は読めりゃいいって思ってる。だから電子書籍でいい。
思い入れの強い作品は紙の本が欲しくなるときもあるけど。読むのは電子書籍のほうが快適だから、紙と電子で両方買うことになる。
そういえば、身の回りの書店がめっちゃ減った。最寄り駅にある書店の数がここ数年で3分の1になった。小学生の頃からある店が閉店してたのでびっくりした。
でもよく考えたら、4年くらいその店を利用してなかった。
「競争に負けた店が潰れるのは当然のこと」って思ってたけど、いざ知ってる店が消えると寂しいな。
本の市場はなるようになるだろうし、僕は便利だと思うものを使っていく。
とりあえず角川スニーカー文庫はKindle版の発売日を遅らせるの意味わからんからやめてくれ。
買おうと思った本が2冊連続でKindle未発売で萎えた。