身の丈にあったスマホを選ぶ話
スマートフォンって高価。
スマホのグレードを大まかに上・中・下で分けて考えると、上のスマホを買えば当然出費も増える。※出費を抑える方法もあるけど、ややこしくなるのでここでは省く。
で、話したいのは、上中下のどこまで求める?って話。
ここでは、僕の独断で下・中・上を
3万円未満・3〜6万円・それ以上
と考える。
最新のiPhoneとかXperiaとかGalaxyとか、単純な端末価格でいうと7万円から12万円ほどになる。僕に言わせれば上のグレードに属するスマホ。日本の殆どの人がその上のスマホを使ってる。
そんな高いスマホ必要?
twitterもLINEも検索も地図も、下のグレードのスマホでできる。それに収まる使い方の人も多くいる。
僕自身、いわゆるヘビーユーザーに含まれる使い方をしていると思う。
しかし手元にあるスマホはiOS・Android合わせて4台あるが、上中下で言うと中と下のスマホしかない。
僕が思いつく限り、上のスマホを買う必要があるときって
1.めちゃくちゃ負荷のかかるアプリを使う(殆どの場合はゲーム)
2.やたら高品質なカメラとか顔認証とか、特別な機能を求める
3.メーカーのファンだったり、その他に使いたい理由がある
くらいかな。
これらに当てはまる人は欲しいスマホを買うべき。それは身の丈にあったスマホだから。
ただ、よく勘違いをするのが1の負荷がかかるアプリを使う場合。世の中のアプリって意外と軽くできてる。
これは僕自身も驚いたことなんだけど。僕が1年前に2.5万円で買ったAndroidスマホで、知ってるゲームを適当に入れてみたらわりと動いた。
まじでビックリした。なんならPUPG Mobileも設定次第では問題なく動いた。
よく考えたら、開発者にとって作ったアプリは使ってもらわなきゃ意味がないわけで。
世の中には4年も5年も前のスマホを使っている人が一定数存在する。重いアプリを作るとその層を逃してしまうことになるので、ターゲット拡大のためにも軽量化に努めるのは当然のことなのかもしれない。
重いアプリだと思ってたら安い機種でも快適に動作するってことは起こりうる。
それでもやっぱり負荷の大きいアプリを使ったり、特別な機能を求めたり、メーカー大好きだったりという変わり者なら上のスマホを買えばいい。でも改めて見つめ直してみると、7万円から12万円する上のスマホが必要な人ってそこまで多くない。
僕は人並み程度にスマホゲームをやるし、人並み以上にスマホに依存した生活をしている。それでも4万円程度のスマホを使っていて何ら不便を感じない。
世の中の7万円から12万円のスマホを使っている人は、どんな使い方をしているのだろう。
身の丈にあったスマホを選ぼう。
数年前まではキャリアで買うと高い機種しか選択肢がなかったけど、最近はそうでもないし。
ちなみに以下の記事によると、最先端のサービスを普及させるためには革新的な携帯端末の普及が必要という意見もある。無駄に高いスマホを買っている人、それはそれで日本に貢献しているのかも。
廉価スマホで日本が衰退、『実質0円』復活を──PPIマンデル氏が総務省に提言 - Engadget 日本版
記事の要約(主観):大手キャリアが高い機種を安く売るので、今は値引きが規制されている。これで大手以外も参入しやすくなったらしい。その反面、機種代金で差別化できない大手キャリアの料金が複雑になったり、安い機種が出てきて最先端のサービスの普及の妨げになっているという意見がある。