女主人公ラノベ探索記その4『魔女の旅々』
『魔女の旅々』1巻を読んだ。
少女イレイナが旅する話。
“私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです”
イレイナは旅し、出会いと別れを紡いでいく。それは立派な大国だったり、小さな村だったり、はたまた既に滅んだ国だったり。
ドジな人に会ったり、親切な人に会ったり、ちょっと悪い人に会ったり。ささやかな再会もあったり。
たった数日で次の国へと向かい、目まぐるしく環境が移り変わる。
“まあ、私には関係のない物語です。”
その国の人、出来事を見届けたいという気持ちに尾を引かれる読者(僕)をよそに、イレイナは次の国へと旅立つ。
そして次はどんな国なのだろうか。ワクワクしながら読み進めた。
感想
とても綺麗な物語。舞台、人物、ストーリー、すべてが好みだった。
もともと自費出版していたものが関係者の目に止まり新レーベルの創刊ラインナップとして発売したらしい。
最近色々なメディアで展開しているらしく、twitterを眺めているだけでもかなり目に入ってきて気になったので買った。
既にそこそこな巻数が発売されているので、これから2巻を読む。無限に続きを読みたい。そう思える作品。
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